ポーカーは奥が深い、ノリで決着がついてしまう

オンラインカジノで、テキサスホールデムというルールのポーカーをプレイしていました。

その日は、無料でありながら、勝ち抜けば、参加料200ドルという大きな大会の参加券がかかっていたので参加をしてみたら、大騒ぎでした。

まず、他の参加者も、200ドルの大会に出たいのだと思っていたのですが、どうもそうでもないようでした。お祭り気分というか、いきなりチップを全賭けのオールインを連発している人が複数人いました。

ホールデムというルール上、まだ手が配られた段階ではどのくらいの強さになるか確定はしないのですが、そんなの配られた段階でフォールドだろう、という手でどんどん押してきます。

そのブラフなのかなんなのかわからないやり方に反応して、どんどんと突っ込んでいく人が現れて、どんどん敗退していきます。見ていれば敗退してくれるので楽は楽なのですが、問題は、出場権は限られているということです。

参加者が10000人以上いるのに通過者は20人程度という狭き門です。なので、負けた人の分、残っている人のチップ数はどんどん増えていくのですが、その増え方が急すぎてついていけないのです。

いきなりチップが十倍くらいに膨れ上がった人が同じテーブルに数人いると、私と、彼らのチップ一枚の感覚が全然違うので、よほど強い手を持っていないと降りざるを得ない状況になります。

じりじりとチップが減らされるのが目に見えていたので、わりと強い、というくらいの手で突っ込まざるを得なかったのですが、私が勝ちました。

お、やった、と思って、どんどん彼らのノリに合わせて大きな勝負を重ねていったら勝ち進んでいって、しかし残り200人くらいでやられました。これまでは確率を重視していたのですが、こういうノリも重要なんだろうか、と思わざるを得ない展開でした。

テキサスホールデムポーカーは勝負の行所が難しいですね。顔の見えないオンライン上の対戦相手だからこそ場の雰囲気や相手の名前をあるていど覚えておくなどすることが対策の1つになり得ると思います。

無茶をしたり全ツッパな一度対戦したことのある相手の名前を控えておくなどすれば事故にあう確率も低くなると思います。